こんにちは。
5月26日に京都薬剤師会主催の地域医療研修会に薬剤師・事務共に参加させて頂きました。
今回の研修テーマは『介護保険制度と地域包括支援センターの役割』です。
今では介護保険は身近な物ではありますが、意外と訊かれて答えられない、
○介護保険の手続き方法
○受けられるサービスの種類や控除
○介護保険がなくても受けられるサービス
等、本当に必要な部分を要約して、分かり易く説明して頂きました。
その中で今、地域では少しでも介護を減らし、自立した生活を送れる方が増える様にと他職種連携を図り、介護予防を目的とする様々な事業活動の紹介がありました。
認知症予防事業では、地域の方々が集まり、正しい歩き方、有酸素運動の仕方、骨折予防の為の運動などを教える教室が開かれたりしています。
結果として、要介護だったが介護からはずれる事が出来た方が、生き生きと生活されているという話も聞けました。
他にも、徘徊する高齢者をいち早く発見し保護するのが目的の、SOSネットワーク事業。
患者の身元情報が直ぐに分かるという、優れたネットワークです。
恥ずかしながら、私自身、今回の研修を受けるまでは、こういった活動がある事自体知りませんでした。
ですが、今回ここで学んだ事を、地域住民の方にこちらからどんどん発信していかないといけませんね。
まずは、発信する事。
そして、かかりつけ薬剤師とどう結びつけるか。そこを考える必要があると感じました。